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今後の認知心理学

認知心理学という名称は、アメリカの心理学者、
ナイサーによる「認知心理学」が1967年に刊行されるなど、
1960年代に誕生しています。

 

ですが、アメリカでは、これよりも少し前の
1950年代から、
新しい心理学である認知心理学の動きが芽生えていたといわれています。

 

第二次世界大戦で、ヨーロッパが戦場になり、
学術の場が交配しました。
そして、ユダヤ系の学者がアメリカに移住し、
結果、アメリカが学術の中心的地位を獲得したため、
現代になっても、アメリカの心理学は、
世界の心理学のリーダーとなっています。

 

認知心理学は、ワトソンの「行動主義」、
トールマンの「新行動主義」、「言語心理学」、
「人間工学」、「通信工学」、「言語学」、「コンピュータ科学」
などの領域に発生した科学です。

 

将来の認知心理学が、どのような様相になるのかを考えてみると、
やはりアメリカを考えずにはいられません。

 

心理学の中でも最も応用的なものを臨床心理学とすると、
最も理論的なものは、「認知心理学」であるという子とができます。

 

そして、現代の心理学のリーダーは、アメリカで、
アメリカという国は、実用主義の国です。

 

この実用主義の国で、認知心理学という
理論的な学問はどのように動いていくのか、
とても興味深いものです。

 

さて、認知心理学のポイントとなっているものは「記憶」です。

 

この記憶という分野で、どのくらいの前進ができるのでしょうか。

 

また、認知心理学では、モデルつくりに終始する傾向がありますが、
いつか、モデルつくりに終始する姿勢から
脱却する必要があるのではないでしょうか。

 

さらに、認知心理学の研究の分野では、
「人工知能」がありますが、この人工知能の研究が、
心理学の世界のどのくらいどのように貢献できるかによって、
認知心理学の今後が変わってきそうです。