認知心理学ナビ

感覚や知覚のメカニズム

私たちは、たとえばある音を聴覚でとらえると、
「何の音だろう?」と疑問を持ちます。
そして、その音の招待を判断します。

 

このときのメカニズムは、感覚で音をとらえ、
その音の障害については知覚が決定しているといえます。

 

つまり、感覚は、末端の感覚器官で入力されたものに過ぎませんが、
知覚については、それについて総合的な判断である事ができます。

 

たとえば、今までゾウを見た事がない人に
目隠しをしてもらい、ゾウに触れてもらう事にします。

 

すると、ゾウの鼻に触れた人は、
「ゾウは、細長く、グニャグニャしている。」という情報になります。

 

牙に触れた人は、「ゾウは硬く、先がとがっている。」と思うでしょうし、
耳に触れた人は「ゾウは、雑巾のように分厚いものだ。」と思うでしょう。

 

脚に触れれば、「ゾウは硬くて太い材木のようだ。」と思いますし、
尻尾に触れた人は、「ゾウは細くて短いひものようだ。」と思うでしょう。

 

このように、「感覚」というもんもは、断片的な情報です。
しかし、断片的な情報が総合され、「ゾウ」という知覚像が構成されます。

 

ですが、知覚は、総合的な働きであり、
個人によって知覚された像はしばしば異なります。
なぜなら、個人の欲求や動機、過去の経験等が、
知覚を決定するベースになるためです。

 

それでは、知覚は、なぜ総合的な働きを持つのでしょうか。

 

ヒトの欲求や動機のメカニズム、過去の経験が貯めておかれるメカニズムなど、
分からないことばかりです。

 

しかし、分からない事があるからこそ、
認知心理学の大きな魅力があるといえます。